日本ユニセフ協会とは、世界36の先進国・地域に向けて発信するためのユニセフ活動を行っている国内委員会です。日本各地にはたくさんのユニセフ協会の県支部が設けられていますが、宮城県ユニセフ協会はそのうちの1拠点です。では、宮城県ユニセフ協会の概要や取り組みについて紹介していきましょう。

日本ユニセフ協会の地域組織として

1983年にみやぎ生協でユニセフ募金宮城事務局が開設された後、全県各地より多くの募金が寄せられました。これに伴い1995年に日本ユニセフ協会宮城県支部が設立し、「財団法人日本ユニセフ協会」が「公益財団法人日本ユニセフ協会」に移行した2011年4月1日に、現在の「宮城県ユニセフ協会」の名称となりました。宮城県ユニセフ協会は、県内唯一の団体としてユニセフの広報や啓発、募金、学習支援などの活動に取り組んでいます。

地域組織の独自の取り組み

地域組織による主な活動は、以下の通りです。

【広報】
・年4回の発行文書「UNICEF NEWS in みやぎ」の作成

【啓発】
・ユニセフのつどい
・ユニセフやボランティアの養成講座
・ユニセフパネル展
・出前講座や来訪講座
・学習会
・講演会
・現地報告会
・映画上映会

【募金】
・通年募金
・街頭募金
・外国コイン募金

外国コイン募金とは、自宅にある外国コインを収集して世界の子どもたちの支援に役立てるための募金です。現在流通している通貨のみを輸送し、ユニセフの活動資金へと充てています。協力方法は、空港に設置されている募金箱や郵送・宅急便で日本ユニセフ協会まで郵送する、日本航空の国際線の機内に用意されている封筒、最寄りの三井住友銀行・JTBグループ・日本空港・毎日新聞社にある募金箱に預けるだけです。

地域組織の活動内容について

宮城県ユニセフ協会では、パネルやポスター、ビデオなどの貸し出しを無料で行っています。こちらの視聴覚教材は、世界の子どもたちの現在の状況をもとに白書や刊行物として活動をまとめた内容が記載されています。一般向け資料から子ども向け資料も用意されているので、学校や企業、地域会などの場面で活用することが可能です。宮城県ユニセフ協会では、地域の学校等に出かけユニセフ学習を行う取り組みをしています。現地に送られている支援物資(経口保水塩・蚊帳・水がめ・地雷レプリカなど)を体験できる学習も行っています。

ここまで宮城県ユニセフ協会についてご紹介してきました。県支部設立以降、多方面において幅広いユニセフ活動を続けてきています。今後も世界の子どもたちの成長を見続けながら、命や健康を守る支援活動に取り組んでいくことでしょう。