ユニセフ協会は民間からユニセフ募金を集める活動や、世界の子どもたちの権利を実現させるための活動を行っています。福島県ユニセフ協会は、日本ユニセフ協会から13番目の県協会として承認された地域組織ですが、設立するまでにどのような歩みがあったのでしょうか?ここでは、福島県ユニセフ協会の概要やユニセフ活動の具体的な取り組みについてご紹介します。

■地域組織の概要や歴史

福島県ユニセフ協会は、2003年9月25日に日本ユニセフ協会から承認のもと誕生した団体です。設立記念として、「生きる 生きる4人のカメラマンが見つめた世界の子どもたち」を開催し、翌年のイラク地震緊急募金で300万円あまりの募金が集まりました。その後もスマトラ沖地震や、パキスタン地震などで積極的に募金活動が行われ、2010年3月には東日本大震災の被害により福島第一原発事故が発生するという想定外の被害に見舞われてしまいました。

しかし、側面からの支援や募金によって当協会自ら緊急募金に取り組み「福島の子ども保養プロジェクト」を本格的に始動させます。

■地域組織の独自の取り組み「福島の子ども保養プロジェクト」

福島の子どもたちが安心して屋外で遊べる機会を提供したり、保護者同士や支援者との交流の場を設けたりすることで、子どもと保護者の保養を目指しているもので、コヨット!』という愛称があるそうです。福島県ユニセフ協会と福島県生協連、福島大学災害復興研究会が主催していて2011年にスタートしました。その中で全国の生協が協力して福島に住む子どもたちを応援する「夏休み特別企画」もあり、去年は全国11カ所でイベントを開催しました。

その他、福島県ユニセフ協会では、「明日を担う世界の子どもたちを取り巻く問題」を解決するために、ユニセフの広報や啓発活動、募金活動などに取り組んでいます。日本ユニセフ協会からの呼びかけに対応しながら、一般募金や緊急募金にスムーズに対応できるよう募金活動や会員の拡大にも力を入れています。

福島県ユニセフ協会では、年間活動計画の中にユニセフ写真展やユニセフ協会主催の学習講師研修会、ユニセフのつどい、街頭募金、開発教育、ユニセフカードグッズの普及など多くの活動内容が組み込まれています。多くの人たちの手で、子どもたちの成長や明るい未来を築き上げるため、今後もユニセフ活動に積極的に取り組んでいくと考えられます。