久留米ユニセフ協会は、数ある日本ユニセフ協会地域組織の1つですが、日本で初めての地域組織として誕生したのも大きな特徴です。そんな久留米ユニセフ協会の概要や独自の取り組みを紹介していきましょう。

■久留米ユニセフ協会設立

久留米ユニセフ協会は、日本ユニセフ協会の最初の地域組織として正式に協力協定を結びました。1967年、久留米市出身で、ブリッヂストンタイヤ株式会社(現・株式会社ブリヂストン)創業者の石橋正二郎夫人 冨久氏が提唱して発足しています。ユニセフとしての協力活動をはじめ、ユニセフ活動のネットワークをさらに広げていこうという考えの中で久留米ユニセフ協会が久留米市を活動拠点としてその役割を担っているのです。

また、当初は日本ユニセフ協会久留米友の会として設立されましたが、2011年には12月に発効された新公益法人法において、公益財団法人日本ユニセフ協会の地域組織としての協力協定を結んでいます。久留米ユニセフ協会は、世界の未来を担っていく子どもたちの生命や健康、医療・福祉の充実に寄与するべく、国際理解の普及におけるユニセフ国際協力を推進することを目標としているのが特徴です。

また久留米ユニセフ協会は、福岡県唯一のユニセフ活動拠点でもあり、ユニセフ募金窓口としてもその役割を担っています。

■設立50周年を迎えた久留米ユニセフ協会

久留米ユニセフ協会は、2017年、設立から50周年を迎えています。2017年9月には、福岡県にて久留米ユニセフ協会設立50周年記念が実施され、記念式典をはじめ、池上彰氏による記念講演会やシンポジウムが開催されました。記念講演会では、子どもを取り巻く国際情勢を基に進められ、世界の子どもたちにより多くの手を差し伸べるべく、ユニセフの支援の輪を広げていく重要性や尊さが語られています。そんな久留米ユニセフ協会の主な支援活動としては、広報活動・募金活動・学習支援など、幅広く行っており、ハンド・イン・ハンドの街頭募金やチャリティイベントの実施も多く開催されています。

多くのユニセフ会員の方だけでなく、ボランティアの方も年々増えてきており、久留米ユニセフ協会の支援活動やその取り組みを「自分たちの手で」という考えが根付いてきていると言えるでしょう。

久留米ユニセフ協会は、全国で初めての日本ユニセフ協会の地域組織として、これまでも幅広い活動を行ってきています。今後も支援活動もまた、福岡県民の会員、募金協力者、ボランティアなど、より多くの人の手で世界の子どもたちに向けた協力活動を担っていくことでしょう。